韓国発:対日貿易赤字最大ペース
2010/9/30の東京新聞に首記のタイトルの記事があった。
書いた人は、ソウル・築山英司 とある。
とても興味深いデータが並んでいる。
列記してみます。
対日貿易赤字は8月で244億ドル(2兆500億円)
過去最高赤字は2008年327億円、今年はそれを5%上回っている。
(韓国関税庁)
携帯電話では、重要部品は100%輸入
(韓国知識経済省)
韓国の海外輸出額が1%増えれば対日輸入額が0.96%増えていた
(サムスン経済研究所、過去30年の日韓貿易分析)
サムスン電子の場合50から70%の部品・素材が日本製
(チョンホソン主席研究員)
対日貿易赤字のうち部品・素材での赤字が08年は64%、09年は72%
(韓国政府の統計)
対日貿易赤字の原因は、日本で韓国製品が売れないこと。
韓国製品は世界的に認められているのに日本の消費者は技術力を低く見る雰囲気がある。
(チョンホソン主席研究員)
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自動車や工作機械でも似たような話を聞いたことがありました。
この記事でその具体的な裏付けが得られました。
でもその日本も化学などの素材産業は韓国的な状況だと思う。
日本で韓国製品が売れないのは、ブランド価値と商品価格のアンマッチでしょう。
まずは安かろう、良かろうで売り込むのが王道だと思う。
ほかの国でどうか関係ない。
また、簡単に撤退してはだめ。
このことは良い印象を残さない。
携帯電話は行けそうな気がします。
ブランド価値も他の商品よりは高い気がする。